2012年11月25日

貴重な体験が出来た一年になりました

■まえださんちから最後のレポートです

4月、たんぼの学校のオリエンテーションに参加して収穫まで共に汗を流す皆さんと初顔合わせ。

人生初の本格的な稲作体験は頭では理解していても本当に収穫まで漕ぎ着けるのか、不安と期待で
ドキドキしながらのスタートでした。
とにかくオリエンテーションで必要だと言われたたんぼ用の長靴を手に入れるため、帰りに近くのワークマンで買い物。長靴だけで買い物は済んだはずなのですが、レインコートも必要かな、これも要るなと買い物かごに放り込んでいたらちょっと買い過ぎてしまいました。

6月、待ちに待った田植えの日。

梅雨時で雨も心配されましたが、日頃の行ないが良かったのか降られずに済み無事に実施。初めて入った田んぼの泥に足を取られヨロヨロとしながら、何とかバランスを取りつつ苗を手で植えて行く作業は想像以上に腰にきました。

昔の農家の人たちはこの作業を黙々と何枚もの田んぼでこなしていたのかと思うと本当に頭の下がる思いです。

7月に入って草取りが始まりました。

田植えの時には無かった雑草があちこちに顔を出しています。
田んぼを守る案山子を皆で作りましたが、これがなかなか難しい。
まず作り方が分からないうえにどのような案山子にするかも決まっていなかったので、試行錯誤の繰り返しで皆さんより遅れて最後に田んぼに立ててもらいました。
       717立っててね案山子さん.jpg
初めて作った案山子も田んぼに立つと案外様になり、愛着もわきます。
思わず『がんばれ、田んぼを頼むぞ!』と声を掛けたくなってしまいました。

夏、本当の重労働は草取りであると思い知らされました。
農薬を使わない田んぼは、取っても取っても雑草が伸びてきます。

しかも伸びるのが早い。
         MADSCF3924.jpg
夏の暑さの中での雑草との戦いは短時間でもかなり疲れましたが、休憩時間にスタッフの方が用意してくれた梅ゼリーなどのおやつは本当にホッと出来て助かりました。

生き物調査では一つの田んぼに、これほど多種多様な生き物が住んでいるのかと改めて知り自分自身ビックリしました。
         本日の収穫.jpeg
蛙におたまじゃくし、メダカ、ドジョウ、ヤゴ、トンボ、ゲンゴロウ位しか思い浮かばなかったのがなんと70種以上もいて、しかも昔の無農薬の田んぼより少ないと聞き二度ビックリです。
自然とはすごいものなのだなと感心してしまいました。
子供達も夏休みの自由研究の題材にしたり、普段泥だらけになる経験がなかっただけに貴重な体験をした夏休みとなりました。

9月、稲は実を結び色づき始めましたが、雑草取りはまだまた続きます。
         実った田んぼ.jpg
稲刈りの準備として刈った稲を干す台を作る為の竹を山に取りに行きました。
田んぼの仕事にも色々あるのだなと勉強になります。
また、竹の伐採の際に枝打ちのコツを教えて頂き、まさに目から鱗の思いでした。
実際に体験しなければ一生知る事が無かった事を知るのはとても刺激になります。

10月、台風の強風からも案山子が守ってくれたのか殆ど被害も無く、いよいよ稲刈りです。

6月以来初めて雨で日程が一日ずれましたが、翌日には回復して無事に稲刈りができました。
実際にやってみて判ったのは、稲は刈るより束ねて結ぶ方が大変だという事。
刈るのはザクザク進むのですが、それを何株か纏めて結ぶのに倍以上の時間がかかります。
隣の田んぼでは中級コースの方がバインダーで収穫しているのを見て、やはり機械というものは便利なのだなと実感しました。
刈って纏めて縛った稲は先月用意した竹で作った台にハサ掛けして乾燥させます。
この風景を見ると季節は秋も深まり『収穫』をしたのだと達成感が沸き起こります。

美味しいお米となって口に入るまであと一息です。

翌週の脱穀は、自分と子供達は学童のキャンプと重なってしまい止む無く欠席、カミさん一人で出席しました。

新旧二台の脱穀機を使って米袋が積み重なっていくのを見ると、こんなに沢山お米が採れたのかと嬉しく
なってしまったとの事。
しかし、収穫まで田んぼを見守ってくれた案山子を燃やしてしまうのは流石に忍びなかったようです。

11月、いよいよ合同収穫祭。

他のコースの人たちも今年の成果である収穫物を持ち寄って試食会です。
自分たちで育て収穫した作物、しかも美味しいとなれば喜びも二倍です。
お代わりしてパクパク食べてしまいました。

4月のオリエンテーションから半年以上、不安と期待で始まったこのコースもいよいよフィナーレです。長いようであっと言う間にここまで来てしましました。
今年は私たち家族にとって貴重な体験が出来た一年になりました。
ほんのさわりの部分であるものの米作りの大変さを感じる事が出来て、食物の大切さを学ぶ事が出来ました。

修了式で頂くピカピカの新米を自分の周りの人に食べてもらって誇らしげに自慢したい。
今はそんな気持ちで一杯です。

最後に、このコースを担当して下さった山本さん、石橋さん、他スタッフのみなさん、本当にありがとう
ございました。
貴重な体験と、実習中の心使い、大変感謝しております。
素晴らしい時間を共有出来た事、重ねてお礼申し上げます。
posted by ゲンゴロウ at 11:29| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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